素材の木地調整までは終了したので
今日は
ワイピングから行います。
ワイピングとは油性の「とのこ」のようなもの
ワイピングに色を入れて着色しながら木目の導管を埋めるという役目もあります。
木目の導管にワイピングを埋めると
そのあとに吹くシーラーやサフェーサーを吹いた時のメハジキを抑える役目もあるのです。
また木目の導管にワイピング刷り込むことによって後の塗料の目痩せを防ぐ役目もあるので
とても便利な塗料です。

刷毛でワイピング(ナチュラル色)を塗って ウエスで木目に刷り込むように拭いていきます。拭き方は車のワックスをかけるように円を描くようにふき取っていきます。
数時間乾燥させると、白く粉が吹いたような感じになります。
そうなったら乾燥したという合図なので
次は
色止めシーラーを吹いていきます
主液200ml硬化剤200ml薄め液(冬)100ml ←この量でスピーカー2本は吹けます。
の混合比で吹いていきます。
使用スプレーガンは
明治F110−G1.3口径まずは天板に塗料をたっぷり乗せたいので立てて吹いていきます。

上記シーラーが乾燥したら(約3時間)2度目のシーラー吹きをしていきます。
今回は「全面部分」にたっぷり肉を乗せたいので、横にして前面部分を上にしてたっぷり吹いていきます。
立面はこの時期塗料が垂れやすくなるので、垂れるギリギリの塗布量でやめておきます。
イイね〜
今日はこれで終了〜
数日かけてじっくりシーラーを乾燥させます。